年賀状を普通のはがきとして使う場合の切手代は?差額や年賀の扱い

あけましておめでとうの挨拶が終わってしばらくすると、未使用の年賀状が引き出しの中で眠っているのを見つけることってありますよね。
私も大掃除のタイミングで数枚発見して、どうしようか悩むことがよくあります。
せっかくだから年賀状を普通のはがきとして使うことで無駄なく消費したいけれど、そのままでいいのか、切手代が足りない場合はどうすればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
また、古い年賀はがきを使う際の料金の差額や、年賀の文字の消し方、懸賞や喪中の時のマナー、そしていつまでなら交換できるのかといった点も気になりますよね。
今回は、そんな余った年賀状を普段使いするためのルールや、郵便局でお得に交換する方法について詳しくまとめてみました。
分かりやすく丁寧にお伝えしていきますね。
- 年賀状を普通のはがきとして使う際の切手代の計算方法
- そのまま投函するための正しい書き方とマナー
- 余った年賀はがきを郵便局で交換する際の手数料と裏技
- 私製はがきを年賀状として送る時のルール
年賀状を普通のはがきとして使うときの切手代と投函ルール
余った年賀状を日常の連絡や懸賞などに活用するのはとってもエコですよね。
でも、そのままポストに入れてしまうと思わぬトラブルになることも。
ここでは、料金不足を防ぐための切手代の考え方や、普通郵便として確実に届けるための出し方のルールについてお話ししますね。
最新の年賀状は切手不要で古いものは差額分を貼る
通常はがきの料金は、その時点の規定料金が適用されます。
もし手元にある年賀はがきに印字されている金額(額面)が現在の通常はがき料金と同じであれば、そのまま追加の切手なしで送ることができます。
一方で、引き出しの奥から出てきた古い年賀状の場合は少し注意が必要です。
過去に発行された古い年賀状は、現在の通常はがき料金に足りない場合があります。
その場合は、「現在の通常はがき料金 - はがきの額面金額 = 不足している差額」分の切手を追加で貼れば、問題なく使うことができますよ。
| 古い年賀状の額面 | 差額切手の計算方法 | 追加で貼る切手の考え方 |
|---|---|---|
| 過去の料金のはがき (現在より低い額面の年賀状) | 「現在の通常はがき料金」 ー「はがきの額面金額」 | 不足する金額分の普通切手を 組み合わせて貼る |
郵便料金は時期によって変更されることがあるので、ポストに入れる前に現在の通常はがき料金を郵便局の公式サイトなどで確認してみてくださいね。
年賀の朱書きを二重線で消すと普通郵便扱いになる
なぜ「年賀」の文字を消す必要があるの?
年賀状を普通のはがきとして使う時、一番忘れてはいけないのが宛名面の下にある赤字の「年賀」という文字を消すことです。
郵便局では、この赤い文字があるかどうかで年賀郵便と普通郵便を機械で自動的に仕分けています。
もし消さないまま年末の年賀郵便の特別取扱期間(例年12月15日以降)にポストに入れてしまうと、「来年の元旦に届ける年賀状」として処理されてしまい、お正月まで郵便局で保管されてしまうんです。
また、それ以外の時期に出した場合も仕分けの混乱や誤解を招く原因になりますので、急ぎの手紙や普段のやり取りを確実に届けるためにも必ず消しておきましょう。
正しい消し方のポイント
これを防ぐためには、赤ペンではなく黒や青のボールペンを使って「年賀」の文字に二重線を引いてしっかり消すだけでOKです。
これだけで、普通の郵便物として数日内に相手に届けてもらえますよ。
二重線は定規を使って綺麗に引くと、見栄えも良くなるかなと思います。
差額の切手を貼る位置と寄せ集め貼りを防ぐマナー
古い年賀状に足りない分の切手を貼る時、適当な場所に貼ってはいけません。
郵便局のルール(内国郵便約款)では、はがきを縦長に使う場合は「左上部(縦70mm×横35mm以内)」、横長に使う場合は「右上部(縦35mm×横70mm以内)」の範囲に貼るのが規定となっています。
また、家に余っている端数の切手を何枚もベタベタと貼り合わせるのは、あまりおすすめできません。
受け取った相手に「家にある不要なものをかき集めたのかな」と、少し雑な印象を与えてしまうかもしれないからです。
できるだけスッキリと見せるコツ
追加で貼る切手は、端数の切手を何枚も並べるのではなく、できるだけ「1〜2枚程度」の必要最小限の枚数に留めるとスマートですね。
相手への配慮として覚えておきたいポイントです。
懸賞応募や気軽な手紙ならそのまま再利用できる
切手を足したり文字を消したりした年賀状は、見た目に少し修正の跡が残ってしまいますよね。
そのため、使う場面は選ぶのが無難かなと思います。
一番ぴったりなのは、懸賞への応募やラジオ番組へのリクエスト、あるいは親しい友人へのちょっとしたメッセージなど、カジュアルな用途です。
「年賀状やエコーはがきを使うと懸賞に当たりにくい」という噂を聞くこともありますが、実際には料金さえしっかり払っていれば、はがきの種類が抽選に影響することはないので安心してくださいね。
ただし、お正月気分がすっかり抜けた春や夏に赤い枠の年賀状を送るのは、少し季節外れな印象を持たれることもあります。
個人的には、2月末くらいまでに使い切るのがいいタイミングだと思います。
儀礼的な手紙への流用は避け切手を最小限に整える
逆に、余った年賀状を使わない方がいい場面もあります。
たとえば、ビジネス関係の改まったお礼状や、結婚式の案内、法要のお知らせなど、フォーマルなシーンには向きません。
こうした場面で修正跡のあるはがきを使うと、マナー違反だと受け取られてしまう可能性があるからです。
相手を敬う気持ちを伝える大切な手紙の場合は、面倒でも新しく通常のはがきを購入するか、郵便局で交換したものを使うようにしましょう。
どうしても使う場合は、先ほどお話ししたように追加の切手を最小限に整え、少しでも見栄えを良くする心遣いが大切ですね。
余った年賀状を普通のはがきとして使うか切手に交換するか
普通のはがきとして使う以外にも、郵便局の窓口へ持っていけば別の郵便アイテムに交換してもらうという選択肢もあります。
「そのまま使うのはちょっと気が引けるな」という方は、手数料の仕組みやお得な交換方法を知っておくと便利ですよ。
郵便局の窓口なら手数料を支払って通常切手へ交換
書き損じてしまったり、余ってしまったりした年賀状は、郵便局の窓口に持っていくと通常切手や通常はがき、レターパックなどに交換してもらうことができます。
(出典:日本郵便『書き損じはがき・切手の交換』)
ただし、無料で交換できるわけではなく、1枚につき所定の交換手数料がかかります。
また、持ち込む枚数によっては手数料体系が異なる場合もあるため、大量に交換したい時は事前に郵便局で条件を確認しておくと安心ですね。
交換できる主なアイテム
- 普通切手
- 通常はがき
- 郵便書簡(ミニレター)
- レターパックなどの特定封筒
現金での払い戻しはできないので、自分が普段よく使うアイテムに交換してもらうのが一番お得ですよ。
現金負担ゼロで切手等を入手できる額面相殺の活用法
「交換するのにわざわざ手数料を現金で払うのはもったいないな」と感じる方におすすめなのが、「額面相殺(がくめんそうさい)」という方法です。
これは、持参した年賀はがきの合計金額から交換手数料を差し引いてもらい、残った金額分の切手やはがきを受け取るという仕組みです。
これを利用すれば、お財布から現金を1円も出さずに新しい郵便アイテムを手に入れることができます。
たとえば、たくさん余っている古い年賀状をまとめて窓口に出して、「手数料を差し引いた分を全部現行料金の切手にしてください」とお願いすれば、無駄なく使い切ることができますよ。
ちょっとした裏技としてぜひ覚えておいてくださいね。
喪中で使えない年賀状は手数料無料で切手等に交換
年賀状を買った後に、ご家族に不幸があって喪中(服喪)になってしまうこともありますよね。
そんな時は、特別に無料で通常はがきや切手に交換してもらえる特例があります。
手続きは難しくありません。
郵便局の窓口に備え付けられている専用の請求書に、名前や住所、亡くなられた方との続柄を書いて申し出るだけです。
交換してもらった通常はがきは、喪中はがき(年賀欠礼状)や年明けの寒中見舞い、普段のやり取り用として幅広く活用できるので、とても助かる制度ですね。
交換できる期間と対象に注意してください
この無料交換ができるのは、その年に購入した当年度の年賀はがきに限られ、過去の古い年賀状は対象外となります。
また、交換手続きができるのは当年度の年賀はがき販売期間内(受付終了日まで)です。
郵便局窓口での受付期日は年度ごとに定められていますので、早めに手続きを済ませるようにしてくださいね。
私製はがきを年賀状にする規格と年賀切手の貼り方
ここまで余った年賀状の話をしてきましたが、逆に「お気に入りのポストカード(私製はがき)を年賀状として出したい」という場合もありますよね。
私製はがきを年賀状として出す場合は、切手の下に赤字で「年賀」と目立つように書く(朱書きする)必要があります。
これを忘れると、年内に普通の郵便として届いてしまうので注意してください。
| 項目 | 規定の範囲 |
|---|---|
| 長辺(縦長の場合は縦) | 14.0〜15.4cm |
| 短辺(縦長の場合は横) | 9.0〜10.7cm |
| 重さ | 2.0〜6.0g |
はがきのサイズや重さには上記のような規定があります。
ここから少しでも外れると、はがき料金ではなく定形郵便料金などの追加料金がかかってしまうので、手作りのカードなどは事前に重さを量っておくのが安心です。
貼る切手は普通の切手でも大丈夫ですが、毎年秋に発売される「お年玉付年賀郵便切手」を貼れば、受け取った相手がお年玉くじを楽しめるので、喜ばれること間違いなしですよ。
年賀状を普通のはがきとして使うか切手交換か選ぼう
余ってしまった年賀状を普通のはがきとして使うのも、切手やレターパックに交換するのも、どちらも無駄がなく賢い選択です。
親しい人への手紙や懸賞応募なら、切手代の差額を貼って「年賀」の文字を消すだけで手軽に使えます。
一方で、ビジネスやきちんとした挨拶状に使いたい時、または使う予定が全くない時は、郵便局の窓口で手数料を払って(または額面相殺で)使いやすい切手などに交換するのがおすすめです。
いずれにしても、まずははがきのお年玉くじの当選番号を確認してから活用してくださいね。
ご自身の用途や手元にある枚数に合わせて、ぴったりの方法を選んでみてください。