年賀状にシールを貼っても大丈夫?種類・厚さ・重さに関する注意

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年賀状にシールを貼っても大丈夫?種類・厚さ・重さに関する注意

お正月に向けて年賀状の準備を進めていると、少しでも可愛くアレンジしたくてシールを貼りたくなりますよね。

でも、いざデコレーションしようとすると、「年賀状にシールを貼っても大丈夫なのかな?」「郵便局のルールや料金、重さが変わってしまわないかな?」と心配になることも多いと思います。

また、ぷくぷくシールなどの厚みのあるものや、可愛い柄のマスキングテープを使っても、機械でしっかり配達されるのか、マナーとして失礼にあたらないかなど、気になることがたくさんありますよね。

私自身も毎年アレンジを楽しむ一人として、送る相手にきちんと届くのかドキドキした経験があります。

この記事では、そんな皆さんの不安を解消するために、郵便規定から相手別のマナーまで詳しくまとめてみました。

大切な新年のご挨拶が無事に届くよう、一緒に確認していきましょう。

この記事を読んでわかること
  • 郵便規定に基づくシール貼付のOK・NG基準
  • シールの種類や重さによる料金変更の注意点
  • 機械トラブルを防ぐための正しい貼り方と位置
  • 送る相手別のマナーと書き損じ時の対処法

年賀状にシールを貼っても大丈夫?郵便規定と基準

年賀状を華やかに彩るシールですが、そもそも郵便局でちゃんと受け付けてもらえるのか気になりますよね。

まずは、どんなシールなら貼って送ることができるのか、郵便規定や重さなどの基本的なルールから確認していきましょう。

ここをしっかり押さえておけば安心ですよ。

薄いシールなら年賀状に追加料金なしで貼れる

日本郵便のルールによると、はがきにシールなどを貼ること自体はちゃんと認められています。

基本的には、はがき本体にピタッと隙間なく密着する薄いシールであれば、そのまま追加料金なしで送ることができるんです。

最近は100円ショップなどでも年賀状専用の可愛いシールがたくさん売られていますが、写真用のフラットなシールや、紙にしっかり馴染むデコレーションシールなどはこの条件をクリアしやすいですね。

ポイント
シールを貼る場合は、はがきからはみ出さないようにサイズ内に収めることが必須条件です。

また、シールの上にさらに別のシールを重ね貼りするような多重構造は認められていないので注意してくださいね。

薄手シールの選び方

和紙素材のシールや、フィルム素材でも極薄のものを選ぶのがおすすめです。

触った時に段差をほとんど感じないレベルのものがベストかなと思います。

ぷくぷくシールや立体物は仕分け機の故障を招く

文房具屋さんでよく見かける、ぷっくりと膨らんだ立体的なシールやキラキラのラインストーン。

とっても可愛いのですが、実は年賀状に直接貼るのは避けたほうがいいアイテムなんです。

郵便局では、年末年始の繁忙期に時速数万通というものすごいスピードで機械が年賀状を仕分けています。

そこに厚みのある立体シールが貼られたはがきが混ざると、機械のローラーや隙間に引っかかって紙詰まり(ジャム)を起こしたり、はがき自体がビリッと破れたりする危険があります。

私たちが思っている以上に、機械の判定はシビアなんですね。

注意!
もし機械の中でシールが剥がれて粘着剤が付いてしまうと、他の人の大切な郵便物まで汚してしまう可能性があります。

どうしても厚みのあるシールを使いたい場合は、直接はがきに貼るのではなく、封筒に入れて手紙(定形郵便物)として送るのが無難ですね。

マスキングテープは全面密着させて剥がれを防ぐ

マスキングテープを使っておしゃれに縁取りするのも人気ですが、少し気をつけたいポイントがあります。

それは、「端からめくれやすい」というマスキングテープ特有の性質です。

郵便局の規定では、はがきへの添付物は「容易に剥がれないよう全面を密着させること」とされています。

マスキングテープは貼り直しができる反面、どうしても粘着力が弱いため、配送中に機械のローラーや他の郵便物と激しく擦れて剥がれてしまうリスクがあるんです。

マスキングテープを貼る時のコツ

もしマスキングテープを使う場合は、浮き上がりがないようにしっかり指や定規などを使って押し付け、全面を完全に密着させるように心がけましょう。

少しでも端が浮いていると、そこから一気にめくれてしまうかもしれません。

はがきの重さは6g以内!シールの貼りすぎに注意

年賀状(通常はがき)として送るための最大の壁が「重さ」です。

実は、はがきとして認められる重さには2g〜6g以内という明確なルールがあるのをご存知ですか?

一般的な年賀はがきは、何も貼っていない紙の状態で約3g前後あります。

つまり、シールをたくさん貼って総重量が6gを超えてしまうと、自動的に「定形郵便物(手紙)」の扱いになってしまいます。

(出典:日本郵便『はがきのサイズ・重さについて』)

はがきの状態目安の重さ郵便料金の扱い
通常の年賀はがき(無地)約3.0gはがき料金
薄いシールを数枚貼った状態約3.5g〜4.5gはがき料金
写真貼り付け+シール大量貼り6.0g超過の可能性あり定形郵便物料金(不足分発生の恐れ)

豆知識:重さの超過と料金について
6gを超過した瞬間、はがき料金ではなく手紙の料金が適用されるため、追加の送料が発生します。

料金不足のままポストに入れてしまうと、相手に不足分が請求されてしまうなどのトラブルになるので、たくさんデコレーションした時は要注意です。

剥がれないように中心から外側へしっかり圧着する

せっかく可愛く貼ったシールも、届く前に剥がれてしまったら本当に悲しいですよね。

配送中の摩擦や冬場の乾燥、湿気などでシールが剥がれるのを防ぐためには、貼り方にちょっとしたコツがあります。

まずは、はがきの表面のホコリや皮脂を乾いた布などで軽く拭き取ります。

手の脂が付いていると粘着力が落ちてしまいますからね。

そしてシールを貼る時は、中心から外側に向かって空気を押し出すようにしっかりと圧着させてください。

とくにシールの四隅は剥がれのきっかけになりやすいので、念入りに押さえるのがポイントです。

NGな補強方法
剥がれるのが心配だからといって、上からセロハンテープで補強したり、液体のりを継ぎ足したりするのはやめましょう。

ベタベタして他の人の郵便物とくっついてしまう原因になり、かえって配達トラブルを招きます。

年賀状にシールを貼っても大丈夫かマナーと貼る位置

シールの種類や貼り方のルールがわかったところで、次は「どこに貼るか」そして「誰に送るか」という視点でのマナーを見ていきましょう。

相手に気持ちよく受け取ってもらうための、大人として大切なポイントですね。

宛名面は郵便番号枠やバーコード印字部を避ける

装飾用のデコレーションシールは、基本的に「裏面(通信面)」に貼るのが鉄則です。

郵便約款上も、はがきへの添付物は原則として通信面に貼るものと位置づけられています。

宛名面(表面)は正確に届けるための情報を記載するスペースなので、トラブルを避けるためにもデコレーション目的でシールを貼るのは極力控えるのが安心です。

もし住所シールの貼付などで宛名面に貼る場合であっても、郵便番号の赤枠周辺と、はがきの下部(下端から1〜2cmほどの余白)は絶対に避けてください。

赤枠の周りにシールや装飾があると、仕分け機が郵便番号を読み間違えてしまうことがあります。

また、はがきの下部には郵便局の機械が見えない特殊なインクで仕分け用のバーコードを印字するため、ここにシールがあるとインクが定着せず、配達が遅れる原因になってしまいます。

切手周辺や消印エリアに紛らわしいシールはNG

もう一つ、宛名面で気をつけたいのが左上の「切手(料金額印面)」の周辺です。

郵便局の自動消印機が切手の位置を探してスタンプを押すため、このエリア(左上35mm×70mm以内)に切手と同じくらいのサイズの四角いシールや光沢のあるシールを貼ってしまうと、機械が切手だと勘違いしてエラーを起こす可能性があります。

機械の誤作動や配達遅延を防ぐためにも、切手周辺のスペースはすっきりと空けておきましょう。

目上の人やビジネス用の年賀状にシールは避ける

友達や親戚に送るシールでデコレーションされた年賀状は、温かみがあって喜ばれますよね。

でも、会社の上司や取引先、恩師など「目上の人」に送る場合は別です。

ビジネス関係の年賀状にカジュアルなシールやマスキングテープを使ってしまうと、相手によっては「幼稚だな」「手抜きをしているのかな」「礼儀を知らないな」と軽い印象を与えてしまう恐れがあります。

目上の方には、きちんとした賀詞を用いて、手書きの一言メッセージを添えるなど、フォーマルな形を崩さないのが大人のマナーですね。

送る相手との関係性をしっかり見極めることが大切です。

書き損じを修正シールで隠すのは重大なマナー違反

宛名やメッセージを書いている途中で間違えてしまった時、「新しく書き直すのはもったいないし、ちょっと修正シールや修正テープで隠しちゃおうかな」と思うことがあるかもしれません。

でも、これは親しい相手であっても重大なマナー違反になります。

新年のお祝いを伝える大切なご挨拶状に修正の跡を残すことは、相手に対する敬意が欠けていると受け取られてしまいます。

「自分は手間を惜しまれたのかな」とがっかりさせてしまうかもしれません。

書き損じた時の対処法
間違えてしまった年賀はがきは、郵便局の窓口へ持っていくと1枚につき5円の手数料(※1回に100枚以上持ち込む場合などを除く通常交換の場合)で、新しいはがきや通常切手と交換してもらえます。

決して修正テープやシールなどは使わず、新しいはがきに心を込めて書き直すようにしましょう。

不安な時はポスト投函せず郵便局の窓口へ持ち込む

「シールの重さが6gを超えていないか心配だな」「少し厚みがあるけれど、本当に機械に通るかな?」と少しでも不安に思ったら、迷わず郵便局の窓口へ直接持ち込むことをおすすめします。

ポストの中は他の郵便物と重なり合って摩擦が起きやすいため、シールが剥がれるリスクが高まります。

窓口で局員さんに重さやサイズを直接量ってもらえば、料金不足で相手に迷惑をかける心配もゼロになりますよね。

また、厚みが心配なものは手作業での仕分けをお願いできることもありますので、プロに相談するのが一番安心です。

規定を守れば年賀状にシールを貼っても大丈夫

ここまで色々なルールやマナーをお話ししてきましたが、結論として、決められた規定とマナーをしっかり守れば、年賀状にシールを貼っても大丈夫です。

はみ出さない薄いシールを選び、重さを6g以内に収め、宛名面ではなく裏面(通信面)を中心にデコレーションし、そして目上の方への配慮を忘れないこと。

これらを押さえるだけで、送る側も受け取る側もハッピーなお正月を迎えられます。

心のこもった素敵な年賀状作りの参考にしてみてくださいね。

※数値データはあくまで一般的な目安です。

正確な情報は日本郵便の公式サイトをご確認いただき、ご不安な場合は郵便局の窓口など専門家にご相談ください。