年賀状を袋に入れて出すのはNG?注意すべき投函ルールやマナー

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年賀状を袋に入れて出すのはNG?注意すべき投函ルールやマナー

年末になると、「せっかく心を込めて書いた年賀状だから、綺麗な状態でお届けしたい!」って思いますよね。

とくに雨や雪が降っている日だと、ポストの中で濡れてしまわないか心配で、「年賀状を袋に入れて出すのはどうなんだろう?」と考える方も多いんじゃないかなと思います。

また、家族全員分をまとめて出す際に、輪ゴムの留め方で迷ったり、透明なOPP袋で郵便として送る場合の宛名シールの位置がわからなかったりすることもありますよね。

そもそも、「年賀状ってポストの右と左、どっちの口に入れればいいんだっけ?」と疑問に思うこともありますよね。

さらに、目上の方へ送る封書での年賀状の料金や、直接お会いしてお年賀を手渡しする際のマナーまで、新年のご挨拶には意外と知っておきたいルールがたくさんあるんです。

今回は、そんな年賀状を袋に入れて出す際の疑問や、正しい投函ルールについて、私の実体験も交えながら詳しくご紹介していきますね!

この記事を読んでわかること
  • 年賀状を袋にまとめて入れて投函してはいけない理由
  • 複数枚をまとめて出す時の正しい輪ゴムの留め方と注意点
  • 透明なOPP袋や封筒で送る際の料金や宛名のルール
  • お年賀を手渡しする際のマナーと旧はがきの活用法

年賀状を袋に入れて出すのはNG?正しい投函ルール

まずは、ポストへ投函する際の基本的なルールについてお話ししますね。

私たちが良かれと思ってやってしまいがちな「袋に入れる」という行為が、実は郵便局の方を困らせてしまう原因になることもあるんです。

正しい出し方をしっかり知って、元日に確実にお届けしてもらいましょう!

袋に入れると仕分け機を通らず遅延の原因に

年賀状をまとめて出すとき、「バラバラにならないように、ビニール袋や紙袋にまとめて入れてポストに投函しよう」と考えたことはありませんか?

実はこれ、絶対に避けたほうがいい出し方なんです。

郵便局では、集められた大量の年賀状を自動の機械(区分機)に通して、ものすごいスピードで仕分けをしています。

もし年賀状が袋に入っていると、当然ですが機械に通すことができません。

その結果、郵便局員さんが手作業で一つひとつ袋を開けて、中身を取り出すという大変な手間が発生してしまうんですね。

遅延のリスクが高まります!

年末年始の超繁忙期にこういった過剰包装があると、仕分け作業が大きく滞ってしまいます。

最悪の場合、元日に配達されないという事態を招きかねません。

親切心からの行動が、逆効果になってしまうのは悲しいですよね。

大切な年賀状をスムーズに届けてもらうためにも、ポストに投函する段階では、袋などに入れず直接露出した状態で投函することが大原則となります。

これはぜひ覚えておいてくださいね。

年賀状は輪ゴムの留め方次第で安全に出せる

「袋に入れるのがNGなら、何十枚もある年賀状をどうやってまとめればいいの?」って思いますよね。

郵便局が公式に推奨している一番良い方法は、ズバリ輪ゴムでまとめることなんです。

ただし、ただ適当に束ねればいいというわけではありません。

正しい輪ゴムの留め方にはいくつか重要なポイントがあるんですよ。

正しい輪ゴムの留め方とポイント

  • 束ねる枚数:だいたい5枚以上から、最大100枚程度までが目安です。2〜3枚の極少数だと、ゴムの張力ではがきが曲がってしまうかも。逆に100枚を超えると、分厚くなりすぎてポストの投函口を通らなくなってしまいます。
  • 留め方:縦方向と横方向にそれぞれ1本ずつ、十字に留めるのが正解です。これで輸送中にゴムが切れるのを防ぎ、束全体の水平度を維持して折れを防いでくれます。
  • 向きを揃える:表裏、上下(郵便枠の位置)を完全に揃えてくださいね。事前の向き揃え作業を省けるため、郵便局での処理がとってもスムーズになります。
  • 事前分類:「市内宛(自局エリア)」と「市外・他県宛」に分けてそれぞれ束ねておくと、配送トラックへの積載スピードがぐっと上がりますよ。

なお、「ここは市内宛です」といったメモ用紙や付箋を挟む方がたまにいらっしゃいますが、これも機械への引っかかりの原因になるため、異物は一切挟まないようにしましょう。

年賀状の雨濡れ防止なら袋より郵便局の窓口へ

私たちが「袋に入れたい」と思う一番の理由は、やっぱり雪や雨などの悪天候で年賀状が濡れたり汚れたりするのを防ぎたいからではないでしょうか。

手書きの宛名や、こだわって作ったデザイン面が汚損してしまうのはどうしても避けたいですよね。

しかし、袋に入れてポストに投函するのは先ほどお伝えした通りNGです。

そこで最も確実で安全な方法は、郵便局の窓口に直接持って行くことなんです。

窓口なら安心確実!

窓口で直接手渡しすれば、ポスト内部への雨水の侵入や、他の濡れた郵便物からの色移り、投函時の角折れなどのトラブルを完全に防ぐことができます。

局員さんに「お願いします!」と手渡す瞬間、なんだかホッとしますよね。

「どうしても窓口の受付時間に間に合わない…」という場合は、よく晴れた日の日中で、ポストの集荷時間が近いタイミングを狙って投函するのも効果的な工夫かなと思います。

年賀状をポストのどっちに入れるかも要確認

いざポストに投函しようとしたとき、「あれ、どっちの口に入れればいいんだっけ?」と迷うこと、ありませんか?

12月15日以降の年賀状受付期間になると、街頭にある投函口が2つあるポストでは、投函口の上部に「年賀はがき」と表示された専用の口が設けられます(向かって左側に割り振られているケースが多く見られます)。

もし間違えて通常郵便用の投函口や、コンビニなどに設置されている1口しかないポストに入れてしまっても、郵便局側で手作業による抽出仕分けが行われるため、届くこと自体には問題ありません。

ただし、仕分け量が増大する繁忙期においては、分別が不十分なはがきは通常郵便に紛れて判別が遅れ、元日配達に間に合わないリスクが高まってしまいます。

特にコンビニ店内のポストは、街頭ポストよりも集荷回数が少なく設定されている場合があるため、余裕を持ったスケジュールで投函してくださいね。

間違えて袋で投函したなら郵便局で取り戻し請求

「しまった!もう袋に入れてポストに出しちゃった!」と後から気づいた場合でも、焦らなくて大丈夫ですよ。

郵便物が配達局から相手に配達される前であれば、郵便局の窓口で「取り戻し請求」という手続きを行うことができます。

取り戻し請求の注意点

手続きの進行状況によって費用が発生することがあります。

投函したポストの管轄集配局から郵便物が発送される前であれば原則として無料ですが、配送先の配達局や中継郵便局へ請求する場合は所定の手数料が発生します。

※料金や規定などの正確な情報は、日本郵便の公式サイトをご確認いただくか、お近くの郵便局窓口までご相談いただくのが一番確実です。

年賀状を袋に入れて出す際の個別規定と郵送マナー

ここまでは「まとめて投函する」場合のお話でしたが、ここからは「1枚ずつ透明なOPP袋に入れて送りたい」という場合や、「封筒に入れて送る」場合など、個別郵送の特別なルールについて解説しますね。

こだわりの年賀状を送りたい方は必見です!

OPP袋の郵便では宛名シールの位置に注意

「はがきのデザインを美しく見せたい」「写真やカードを傷つけずに届けたい」という理由で、透明なOPP袋(合成樹脂封筒)に個別に封入して郵便として送る場合、日本郵便の厳格な規格要件をクリアしなければなりません。

まず実務上、最も気を配りたいのが宛名シールの貼付位置なんです。

定形郵便として発送する場合、郵便局の機械による自動読み取りや消印の確実な処理、輸送中の剥がれを防ぐためにも、宛名ラベルはOPP袋の「内側(中の台紙)」に貼るか印字しておくことが強く推奨されています。

OPP袋の「外側(フィルム表面)」に直接宛名シールを貼ってしまうと、機械処理の際に反射や段差で読み取りエラーが起きやすく、手作業での確認や定形外郵便扱いなどのトラブルにつながるリスクが高まってしまいます。

また、袋の内寸と内容物の大きさの差が「長辺方向で20mm以下、短辺方向で10mm以下」という隙間サイズの制限もあり、余白が大きすぎても定形外郵便扱いとなってしまいます。

静電気防止加工が施された袋を選び、空気が閉じ込められて破裂しないよう、側面に数ミリの空気穴を確保しておくことも大切なポイントですね。

封書年賀の料金は定形郵便の基本料金を確認

ビジネスでの関係深耕や目上の方への特別なご挨拶として、はがきではなく封筒に便箋やカードを入れて届ける「封書年賀」。

これを送る場合、最新の定形郵便料金をしっかり確認しておく必要があります。

定形郵便物(手紙・封書)は重量規定内であれば一律料金が基本となっていますが、郵便料金は改定されることがあるため、投函前に日本郵便の公式サイトで最新料金を確認しておくと安心です。

(出典:日本郵便『定形郵便物・定形外郵便物の料金』)

郵便物の規格・種類規定料金重量・サイズ規定
通常はがき(通常年賀はがき)通常はがき料金最大10.7cm×15.4cm、重さ2〜6g
定形郵便物(手紙・封書)定形郵便料金(50g以内一律)重さ50gまで、厚さ1cm以内
定形外郵便物(規格内)定形外郵便料金(重量別)長辺34cm以内・厚さ3cm以内、重さ1kg以内

※厚手の便箋や写真を多く同封して重さが50gを超えたり、厚みが1cmを超えたりすると定形外郵便料金へ移行するため、ポスト投函前に重さと厚みをしっかり確認しておくと安心ですよ。

封書年賀の表面には朱書きで年賀と明記する

封筒を郵便局の年賀受付期間内に出す場合、表面に赤いペンやスタンプで「年賀」と明瞭に朱書き(朱記)することが必須条件となります。

朱書きは通常、切手貼付位置の下部など、目視で最も確認しやすい場所に施します。

これが欠落していると、期間中の投函であっても通常の普通郵便として扱われ、年内に先方に届いてしまうというマナー違反になってしまいます。

せっかくのお祝いが台無しにならないよう、忘れずに書きましょう。

【封書年賀のレイアウトと封緘マナー】

宛名は縦書きにし、「年賀」の朱書きも縦方向に記載することで美しい整合性が保たれます。

和封筒にカードや便箋を入れる際は、宛名を縦書きにした時に「封をする側のフラップ(ふた)が左側」にくるように折って糊付けを行ってください。

フラップを右側にするのは弔事の作法となるため、慶事では重大なタブーとなります。

封字についても、一般的な「〆」ではなく「寿」や「賀」といった縁起の良い漢字を黒いペンで記すか、慶事用のシールを活用するのが上品な作法ですよ。

旧年賀はがきは切手の貼り足しで再利用できる

「引き出しの奥から昔買った余りの年賀はがきが出てきた!」なんてこと、ありますよね。

手元に残っている旧額面の通常はがきや切手は、現在の規定料金との差額分の切手を貼り足すことで無駄なく引き続き使用できます。

手持ちのはがきの額面を確認し、最新の通常はがき料金に不足している金額分の切手を貼り足せば、通常通り郵送可能です。

なお、余った年賀はがきを通常のはがき(懸賞や季節のお便りなど)として日常使いする場合は、宛名面にある「年賀」の文字を青や黒のペンで二重線(=)を引いて消すのを忘れないようにしましょう。

これを消さずに投函すると、年末年始の受付期間に重なった場合などに誤って年賀郵便として処理されてしまうおそれがあります。

切手を貼り足す位置は、機械による仕分けと消印のスムーズな処理を保証するため、「縦長にした際の左上部分(縦7.0cm×横3.5cmの範囲内)」に配置してください。

切手を貼る際の注意点

この際、額面を証明するデザイン部分が隠れないように、切手同士を重ねて貼る行為は厳禁です。

重なって貼られた切手は無効と判定されるリスクがあります。

また、1円切手などの小額切手を何枚も大量に寄せ集めて貼ると、宛名面の美観を損ねてしまいますよね。

貼り足す切手はできるだけ1〜2枚程度にまとめるのが、受け取る方への大人の気遣いかなと思います。

お年賀の手渡しマナーでは紙袋から出すのが基本

郵便ではなく、新年のご挨拶として直接訪問してお年賀を手渡しする場合にも、袋にまつわる大切な作法が存在します。

手土産を持参する際に品物を入れる紙袋や風呂敷は、あくまで「持ち運ぶための保護具(埃除け)」です。

そのため、紙袋に入れたまま相手に手渡すのは重大なマナー違反となります。

客間などに通されて新年の挨拶を済ませた後、品物を保護具から丁寧に取り出し、相手から見てのし紙の表書きが正しく読める向き(時計回りに回して正面を向ける)にして、両手で差し出しましょう。

取り出した後の紙袋は、速やかにたたんで自分のカバンにしまい、持ち帰るのが基本マナーです。

【挨拶状を手渡しする場合の封筒ルール】

お年賀や案内状の入った封筒を手渡しする場合、郵送時とは異なり、封筒の宛名面には「住所」を記述せず「氏名のみ」を記載します。

住所が書かれていると「郵送のついでに持ってきた」という印象を与えてしまうためです。

また、その場で確認できるよう、封筒の口は糊付けせずフラップを折り込む程度に留めておくのがスマートですよ。

年賀状を袋に入れて出す前に確認したい総まとめ

今回は、「年賀状を袋に入れて出す」ことへの疑問から、正しい投函の仕方、個別包装のルール、そしてお年賀の手渡しマナーまで幅広くご紹介しました。

意外と知らないルールもあったのではないでしょうか?

最後にもう一度、大切なポイントをしっかり整理しておきましょう。

おさらいポイント

  • まとめてポスト投函:袋に入れるのは過剰包装でNG。5枚以上〜100枚程度を目安に、向きを揃えて輪ゴムで十字留めにする
  • 雨濡れ・汚損対策:ポスト投函での袋入れは避け、天候が不安な場合は郵便局の窓口へ直接持ち込む
  • OPP袋での個別郵送:機械エラーやトラブルを防ぐため宛名シールは内側に配置し、規定サイズを守って発送する
  • 封書年賀の作法:定形郵便の基本規定・最新料金を確認して利用し、表面への「年賀」朱書きと左フラップの封緘を守る
  • 旧年賀はがきの利用:差額切手を貼り足せば再利用可能。通常利用時は「年賀」の赤字を二重線で消去する

お正月の挨拶は、一年の始まりを告げる大切なコミュニケーションです。

ルールや作法をしっかり押さえておくことで、送る側も受け取る側も、気持ちよく新年のスタートを切ることができますね。

具体的な郵便規定や手数料等の詳細については、日本郵便の窓口や公式案内をご確認いただき、ご自身の状況に応じて正しくご活用ください。

素敵な新年を迎えられますように!