年賀状は10日過ぎたら出さない方がいい?寒中見舞いへの切り替え

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年賀状は10日過ぎたら出さない方がいい?寒中見舞いへの切り替え

お正月をのんびり過ごしていたら、年賀状の返信を出し忘れていて、気づけば1月10日が過ぎてしまった……なんて焦っている方も多いのではないでしょうか。

私もついついバタバタしてしまって、いただいた年賀状にすぐお返事できずハッとすることがあります。

実は、年賀状が10日過ぎたら、そのまま年賀状として出すのではなく「寒中見舞い」として出すのがマナーになります。

でも、いざ寒中見舞いを出そうと思うと、「いつまでに出せばいいの?」「関西と関東で時期に違いはあるのかな?」など、気になることがたくさん出てきますよね。

さらに、目上の方や友達に向けた文面の書き方、余ってしまった年賀はがきの使い道についても迷うところかなと思います。

この記事では、年賀状の返信が遅れてしまった時に慌てず対応できるよう、具体的な対処法やマナー、書き方のポイントをわかりやすくまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事を読んでわかること
  • 松の内を過ぎた年賀状の返信マナーと切り替え基準
  • 寒中見舞いを送る時期と立春までの期限について
  • 相手別の寒中見舞い文面テンプレートと書き方の注意点
  • 余った年賀はがきの交換手順と便利な印刷サービス

年賀状が10日過ぎたら寒中見舞いへ切り替える基準

お正月気分もすっかり落ち着いた1月10日前後。

ここからの返信は、年賀状として出しても失礼にあたらないのか、それともすぐに寒中見舞いに切り替えるべきか迷ってしまいますよね。

まずは、お正月の区切りとなる「松の内」と呼ばれる期間の基準や、切り替えのタイミングについて整理していきましょう。

松の内を過ぎたら寒中見舞いで返信するマナー

いただいた年賀状への返信がうっかり遅れてしまった場合、年賀状として出せるのは「松の内」と呼ばれるお正月飾りを飾る期間までとされています。

関東をはじめとする多くの地域では1月7日が松の内の終わりとされているので、1月10日の時点ですでに松の内を完全に過ぎていることになります。

そのため、この時期に年賀状の形でお返事を出すのは、お正月の区切りを理解していないと思われ、少し礼儀を欠いてしまうとされているんですね。

10日を過ぎているなら、年賀状ではなく「寒中見舞い」として返信するのが正しい大人のマナーになります。

手軽なLINEやメールだけでササッと済ませるのではなく、しっかりとはがきでお礼とお詫びを伝えることで、相手への誠意や気遣いがしっかりと伝わるかなと思います。

関西と関東で異なる松の内と投函の基準

「関西では15日までお正月だから、まだ年賀状で出してもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。

確かに、関西の一部地域などでは、小正月である1月15日までを松の内とする文化が根付いています。

ただ、相手がどの地域の慣習を重んじているか分からない場合や、遠方にお住まいの方へ送る場合もありますよね。

ビジネスシーンや一般的なマナーとしては、全国的に安全な「1月7日」を基準に考えるのが無難です。

地域差に迷ったときのポイント

1月10日を過ぎた段階では、相手の地域に関わらず一律で「寒中見舞い」に切り替えておくのが、一番失礼がなくて安心できる選択です。

迷ったら寒中見舞いにする、と覚えておいてくださいね。

寒中見舞いを送る時期と立春までの期限

では、寒中見舞いはいつまでに送れば間に合うのでしょうか。

暦に基づいた明確な期間が決まっていますので、念のため確認しておきましょう。

寒中見舞いとして出せる期間は、松の内が明けた日(一般的には1月8日)から、立春の前日(節分・2月3日頃)までに相手に届くように送るのがルールです。

1月10日過ぎであれば、まさに寒中見舞いを出すのに一番適した時期と言えますね。

焦らず、でも早めに準備を始めましょう。

立春を過ぎてしまったら?

もし返信がさらに遅れてしまい、2月4日頃の立春を過ぎてしまった場合は、「余寒見舞い(よかんみまい)」として送りましょう。

寒冷地以外であれば2月下旬頃までに出せば大丈夫です。

ただし、あまり遅くなると不自然なので早めの投函を心がけたいですね。

寒中見舞いに年賀はがきを使えない理由

「手元にまだ今年の年賀はがきが余っているから、もったいないしこれで寒中見舞いを出そう」と考えている方は、少し待ってください。

実は、寒中見舞いに年賀はがきを使うのは重大なマナー違反になってしまいます。

年賀はがきには「元旦」という言葉やおめでたい絵柄が入っているため、季節の安否伺いや遅れのお詫びを伝える寒中見舞いとは意味合いがまったく合わないんです。

さらに、1月8日以降にポストに投函された年賀はがきには、通常郵便と同じように消印が押されてしまいます。

消印が押された年賀はがきが届くと、「出し忘れて遅れた感」が強調されてしまうので本当に注意が必要です。

選ぶべきはがきの種類

寒中見舞いには、切手部分に「胡蝶蘭」や「ヤマユリ」などが印刷された通常はがき(官製はがき)を使いましょう。

私製はがきを使う場合は、雪景色や梅など冬らしい落ち着いた絵柄を選び、弔事用ではない「普通切手」を貼るのが正解です。

余った年賀はがきを郵便局で交換する手順

寒中見舞いには使えなくなってしまった年賀はがきや、宛名を書き損じてしまったはがきは、郵便局の窓口へ持っていくと別の郵便資材に交換してもらえます。

無駄にならないので安心ですね。

私も毎年何枚かは交換をお願いしています。

交換できるのは、通常はがき、通常切手、レターパックなどです。

現金での返金や、来年の年賀はがきへの交換はできないので注意しましょう。

はがきの状態交換手数料交換できるもの
未使用はがき・書き損じ所定の手数料(※枚数等により規定あり)通常はがき、通常切手、レターパックなど
喪中により使えなくなった場合無料(※当年度の年賀はがき販売期間内に限る・専用の手続きが必要)通常はがき(胡蝶蘭)、通常切手、弔事用切手

手数料は現金で支払うほか、持ち込んだはがきの額面から差し引いて相殺することも可能です。

なお、喪中による無料交換は当年度の年賀はがき販売期間内に限られますのでご注意ください。

最新の郵便料金や交換手数料に関する正確な規定については、公的な情報を確認してください。

(出典:日本郵便『書き損じはがき・切手の交換』)

年賀状が10日過ぎたら使える文例と印刷サービス

寒中見舞いを送る時期やはがきの基準がわかったところで、次は実際にどんな文章を書けばいいのかを見ていきましょう。

相手との関係性に合わせた文例や、時間がないときに助かる便利なオンライン印刷サービスもご紹介しますね。

句読点や頭語を省く寒中見舞いの書き方マナー

文面を考える前に、まずは日本の伝統的な書状マナーを押さえておきましょう。

これを知っているだけで、グッと丁寧で上品な印象になり、相手からの印象も良くなるかなと思います。

まず、ご挨拶状には「、」や「。」といった句読点を使わないのが正式なマナーです。

代わりにスペース(空白)を空けたり、改行したりして読みやすく整えます。

また、「拝啓」や「敬具」などの頭語・結語は寒中見舞いでは基本的に使わず、「寒中お見舞い申し上げます」から書き始めるのが一般的です。

そして絶対に気をつけてほしいのが、「元旦」「元日」という言葉を使わないこと。

これは1月1日の朝を指す言葉なので、日付は「令和〇年 一月」とだけ書くようにしましょう。

手書きする場合は、ボールペンではなく筆ペンや万年筆を使い、黒インクで丁寧に書くのが礼儀とされています。

相手別の寒中見舞い文面テンプレート

ここからは、そのまま使える寒中見舞いの文例をご紹介します。

相手との関係に合わせて少しずつニュアンスを変えるのがポイントです。

そのままコピーして使ってみてくださいね。

取引先・ビジネス相手向け(遅延のお詫び)

ビジネスの相手には、礼儀正しくお詫びの気持ちを伝えつつ、今後の抱負を添えることで前向きな印象を与えられます。

寒中お見舞い申し上げます
平素は格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます
先日はご丁寧な年始のご挨拶をいただき 誠にありがとうございました
年末年始は慌ただしく過ごしており 新年のご挨拶が遅れましたことを深くお詫び申し上げます
貴社におかれましては ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます
本年も皆様のご期待に沿えるよう 社員一同より一層努めてまいる所存でございます
寒さ厳しき折柄 貴社の皆様のますますのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます
令和〇年 一月

目上の方・上司向け

目上の方へは、遅れたお詫びを強調しすぎず、日頃の感謝や今年の抱負などを語る構成にすると「仕方なく義理で返した」という印象を与えにくくなります。

寒中お見舞い申し上げます
寒冷の候 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
先日はご丁寧なお年賀のご挨拶をいただき 深く感謝申し上げます
年末より帰省しておりましたため 新年のご挨拶が遅れましたこと深くお詫び申し上げます
旧年中は仕事におけるご指導ご鞭撻を賜り 誠にありがとうございました
本年は一層お力添えできるよう 職務にまい進する所存でございます
厳しい寒さが続きますので どうかくれぐれもご自愛くださいませ
令和〇年 一月

友人・同僚向け

親しい友人や同僚には、少しカジュアルで温かみのある言葉を選ぶと良いですね。

寒中お見舞い申し上げます
心のこもった年賀状をありがとう
皆様お変わりなく健やかに新年を迎えられたとのこと 何よりと存じます
年末年始は実家に帰省していたため お返事が遅くなってしまい失礼いたしました
おかげさまで我が家も元気に過ごし 穏やかな新年を迎えることができました
寒さはこれからが本番ですが 風邪など引かないよう体に気をつけてね
今年はぜひゆっくり会える機会を作りたいと思います
令和〇年 一月

喪中や年賀状じまいを伝える文面と返信文例

年賀状のやり取りでは、自分や相手が喪中だったり、今年から年賀状を辞めようと思っていたりするケースもありますよね。

そんな特別な事情に合わせた文例もご紹介します。

自分が喪中だった場合(喪中はがきを出していない相手からの年賀状へ)

喪中はがきを出しそびれた相手から年賀状が届いた場合は、寒中見舞いで事情をお伝えするのが一般的です。

寒中お見舞い申し上げます
このたびはご丁寧な年賀状をいただき ありがとうございました
昨年〇月に〇〇(故人との続柄)が永眠いたしましたので 年頭のご挨拶を控えさせていただきました
旧年中にお知らせ申し上げるべきところ 年を越してのご報告となりましたことを深くお詫び申し上げます
皆様におかれましては 佳き年をお迎えになられましたご様子 心からお慶び申し上げます
本年も変わらぬお付き合いのほど どうぞよろしくお願い申し上げます
令和〇年 一月

相手が喪中だと知らずに年賀状を出してしまった場合

相手の喪中を知らずにお祝いの言葉を送ってしまった場合は、早めにお詫びとお悔やみの言葉を寒中見舞いで伝えましょう。

寒中お見舞い申し上げます
この度は〇〇様(故人との続柄)ご逝去のこと ご服喪中とは存じ上げず 年頭のご挨拶を差し上げてしまいましたこと 深くお詫び申し上げます
また お悔やみが遅れましたことをお詫び申し上げますとともに 〇〇様のご冥福を心よりお祈り申し上げます
ご家族の皆様におかれましては さぞやご傷心のことと存じますが 何卒お身体を大切にお過ごしくださいませ
令和〇年 一月

年賀状じまいを伝える場合

近年は「年賀状じまい」を検討される方も増えています。

寒中見舞いでお伝えするのも一つのスマートな方法です。

寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧な年始のご挨拶をいただき 誠にありがとうございました
寒さ厳しき折 皆様いかがお過ごしでしょうか
誠に勝手ながら 本年より年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことといたしました
年賀状という形でのやり取りは失礼いたしますが 今後とも変わらぬお付き合いをいただけましたら幸いです
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
令和〇年 一月

即日出荷や投函代行ができる印刷サービス比較

10日を過ぎて「とにかく急いで返信しなきゃ!」と焦っている時、手書きや自宅での印刷は準備の手間がかかって負担が大きいですよね。

そんな時は、専門のオンライン印刷サービスを活用するのが一番早くて安心かなと思います。

時間がない方にぴったりの4つのサービスの特徴を比較表にまとめてみました。

忙しい方はぜひ検討してみてくださいね。

サービス名おすすめの理由・特徴投函代行・宛名印刷
ラクスル印刷代・宛名・投函代・送料がすべて込みの明朗会計で、とにかくコストを抑えたい人に最適です。無料 / ポストへ直接投函可能
郵便局のプリントサービス作成データを一定期間保存でき、隙間時間で作業可能。郵便局公式の安心感があります。あり / 郵便局へ投函代行
挨拶状ドットコムはがきに厚みが出ない仕様で、自宅のプリンターで宛名を印刷したい人に特におすすめ。あり(有料)/ ポスト投函代行あり
おたより本舗午前中・お昼頃までの注文で最短即日出荷に対応!とにかく急いで送りたい人向けのスピード対応が魅力。あり / ポスト投函代行あり

サービス利用時の注意点

上記のサービス内容や料金例などは一般的な目安であり、時期によってキャンペーンや仕様の変更があるかもしれません。

最終的な判断や正確な金額、納期については、必ず各サービスの公式サイトをご確認くださいね。

年賀状が10日過ぎたら寒中見舞いで迅速に対応

年賀状のお返事が遅れてしまった時は、「どうしよう」とあれこれ悩んでしまう気持ちもよくわかります。

ですが、年賀状が10日過ぎたら、とにかく早く「寒中見舞い」に切り替えてお返事を出すことが一番の解決策です。

マナーをしっかり守って丁寧な文章で送れば、相手もきっと温かい気持ちで受け取ってくれるはずです。

時間がない場合は便利なオンライン印刷サービスも上手く活用しながら、立春の時期までにぜひ新年のご挨拶と健康を気遣う思いを届けてみてくださいね。